仕事も、家のことも、家族や友だちとの時間も、趣味も…
知らないうちに、バタバタと忙しなく過ぎていく毎日。
お湯を沸かして、急須でお茶を淹れて、ゆっくりと味わう。ほんの少しの丁寧さが生み出す日常の余白。
休日朝のぜいたく時間。
今日はゆっくり9時に起きて、11時まで家でのんびり。そんな休日におすすめ。
煎茶のカフェインが、心地よい目覚めを演出。
煎茶はカフェインだけではなくテアニンと言うリラックス成分も含まれているため、コーヒーとは異なり、ゆったりと集中することができる。
■基本の淹れ方
用意するもの(2名分)
・ほくめい(煎茶)約6g ※一人分淹れる時は少し多めに4〜5gがおすすめ
お茶の詳細はこちら👇
https://yoshidachaen.theshop.jp/items/22762544
・75〜85℃のお湯 200cc
・急須
・気分に合わせた茶碗
・湯冷まし
1度淹れた茶葉で、3煎目まで楽しむことができる。1煎目、2煎目、3煎目と味が変化するので、淹れるたびに違った味わいを楽しめる。
1煎目は、上記の通り75〜85℃の低めのお湯で丁寧に。
2煎目は、旨味成分が1煎目で出ているので、高い温度でサッと出すとスッキリ楽しめるお茶が淹れられる。90℃くらいのお湯で、15〜30秒抽出するイメージ。
3煎目は、沸騰したての100℃のお湯でさらにサッと出す。
平日夜にひと息 。
仕事も家事も1日のやることがひと段落して、部屋でゆっくり。お気に入りの本を読みながら、のんびりSNSを眺めながら、日記を書きながら…など、リラックス時間のお供におすすめなのは、ほうじ茶。
カフェインが少ないほうじ茶は夜飲むのにおすすめ。また、ほうじ茶の成分にはリラックス効果があると言われていて、あたたかくて優しい味わいがホッと1日の疲れを癒してくれる。
それでいて、焙煎された葉のスモーキーな香りが感性を刺激してくれる感じもして、自分の世界に集中して考えごとをしたりする時にもぴったりな気がする。
■簡単に美味しく楽しめる淹れ方
用意するもの(2名分)
・くきほうじ茶 カレースプーン2杯(約6g)
お茶の詳細はこちら👇
https://yoshidachaen.theshop.jp/items/22777128
・沸きたてのお湯 200cc
・急須
・気分に合わせた茶碗
お湯の温度や、抽出時間の違いでも味が変化するので、その日その日、その時その時の味を楽しめるのも日本茶のおもしろさ。お湯の温度を高くして抽出時間を短く、お湯の温度を低くして抽出時間を長く、茶葉の量を増やしたり、減らしたり…好みの味を探してみるのもまた楽しみ。
ちょっといいお茶を選んで、お湯を沸かして、急須でお茶を淹れる。そしてお気に入りのお茶碗に注いだお茶を味わう、ほんの少しの丁寧さが、隙間なく流れていく日常にふと余白を生んでくれる。お茶を待つたった1分の時間、お茶を注ぐ音、豊かな香り…ひとつひとつに癒される。
いつも何気なくあるものなのに、知れば知るほどその深さが楽しくなるような心地よい好奇心が掻き立てられる。
【取材協力】
吉田茶園
HP:https://www.yoshida-chaen.com/
オンラインショップ:https://yoshidachaen.theshop.jp/
Supervisor:Hiroki Yoshida
Cinematographer / Photographer / Writer:Minami Otsu