偉大なる日本人ラッパー、SHAKKAZOMBIEの OSUMI a.k.a BIG-O がこのを世を去った。日本語ラップ界ではBuddha BrandのDev large氏に次ぐ衝撃的なニュースだ。
発表では2021年1月24日、敗血症のため入院先の病院で死去されたと報道されている。
今回ジャパニーズヒップホップ文化を黎明期から支えたきた故OSUMI aka Big-Oの功績を辿っていきたい。
BIG BLUE
タイトルのBIG BLUEを想像させてくれるような、とても繊細でとても美しいトラックにHIDE-BOWIEとOSUMIのラップがとても心地よい一曲。
リリックの内容は迷いながらも少しづつ成長していく自分を表しているかのようだ。背中を押してくれるというわけではないが、ノスタルジックな思いにふけることができるそんな曲だ。
Wonder Worker (Force of Nature Remix)
本作は、S-SENCE2000に収録されている「Force of Nature Remix」で、原曲とはまた違ったトラックでクラシカルな雰囲気が満載な一曲だ。
とても固く仕上がったトラックの上に固いラップ映え、2000年前半の良さが詰まったように思える。
It’s Okay feat. DABO
NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDのDABOを迎えた一曲。
2002年に発売されたサードアルバム「The Goodfellaz」に収録。当時のUSヒップホップシーンに負けない完成度高いトラックが印象的だ。個人的にはこういうトラックの上で一番耳馴染みのよいラッパーはDABOだと思っているので相性は抜群◎
OSUMIとHIDE-BOWIEのラップスキルも三者三様のオリジナリティ溢れるラップを堪能することができる。
今回三曲をOSUMI氏の追悼の意味を込めて紹介したが、シャカゾンビのアルバムはどれも名盤でクラシックだと思っている。
ここでは紹介できなかった、
「虹」「空を取り戻した日」は公式での配信がなくシェアできなかったが、「BIG BLUE」のような透明感溢れるトラックを好む方は是非!
Big Respect OSUMI!! どうぞ安らかに!! R.I.P
writer:dr.K